新千里東町のある千里ニュータウン紹介
新千里東町のあゆみ
新千里東町のある千里丘丘陵部は大阪市中心部から北に約15キロの位置にあります。
また新千里東町を含めた地域全体を「千里ニュータウン」といい、日本で初めての大規模ニュータウンです。
開発当初は現在のように交通が充実していたわけでなく"陸の孤島"と呼ばれていた時期もあったそうですが、1970年に開催された大阪万博を機に、電車や道路などのインフラが充実してきました。
千里ニュータウンとは
「千里ニュータウン」は新千里東町のほかに、豊中市は新千里北町、新千里西町、新千里南町、さらに吹田市は佐竹台・高野台・津雲台・竹見台・桃山台・古江台・藤白台・青山台と全部で12か所の総称です。
豊中市は○○町と呼ぶのに対し、吹田市は○○台と呼ぶことが特徴的ですね。
千里ニュータウンへのアクセス
先ほど書きましたように開発当初は交通の便が悪く、"陸の孤島"と呼ばれていたようですが、今ではそんなことが嘘のように交通の便が良い地域になっています。
[電車]
北大阪急行線「桃山台」駅、「千里中央」駅
北大阪急行線は千里ニュータウンと大阪万博のアクセスのために阪急電鉄と大阪府などによって設立された第3セクター会社です。
大阪市営地下鉄御堂筋線とも直通しているので、乗り換えなしで新大阪や梅田、難波、天王寺へも1本で行くことができます。
さらに2020年の開業を目指し、現在の終点「千里中央」駅から、新御堂筋沿いに箕面市萱野付近まで延伸する予定です。
ということはもうすぐ「千里中央」駅は終着駅ではなくなるんですねぇ…
阪急千里線「北千里」駅「山田」駅「南千里」駅
阪急千里線は大阪万博開催前の1962年に開業しています。
終点の「北千里」駅から梅田や天下茶屋へ直通する電車や、途中の「淡路」駅では京都線へ乗り継ぐこともできます。
位置的には北大阪急行線の東側をほぼ平行に走っています。
[モノレール]
大阪モノレール線「千里中央」駅
モノレールは北大阪急行と直角に交わります。
西は伊丹空港、東は万博公園や大日、門真市駅まで1本で行くことができます。
[自動車]
大阪中央環状線
新御堂筋と直交し、東西に走る道路です。
中国自動車道を挟んで片側3車線の大変広々とした道路です。
信号も比較的少なく、伊丹空港や茨木・摂津方面へ行くことができます。
中国自動車道
大阪中央環状線の間に走っています。
片側2車線の道路で、すぐ東側に終点の「吹田」インターがあり、名神高速や近畿道と接続しています。
新御堂筋
大阪中央環状線と直交する、新大阪駅や梅田、難波方面への大動脈です。
梅新東またはその先まで信号がありませんが、中国道や吹田インターから流入してくるトラックや乗用車により、終日混雑しています。
新御堂筋の上下線の間に、北大阪急行および大阪市営地下鉄御堂筋線が走っています。